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カリフォルニア・ドライバーズ・ライセンス [アメリカン・ライフ]

ようやくカリフォルニア州の自動車運転免許に合格しました。
カリフォルニア州の住人となる方でしたら誰もが通らなければならない試練ですので、興味をお持ちの方のために一部始終を書いておきますね。

僕が試験を受けたのはパロアルトの北、Redwood CityにあるDMVです。
免許の申請、写真撮影に続いて、学科試験を受けます。

学科試験は36問の交通法規と10問くらいの交通標識に関する問題です。ガイドブック等に「イエローページの巻末にあるサンプルの試験問題を受けて勉強すれば大丈夫」というような記述を見かけたので、僕もDMVのホームページに載っている練習問題計60問をこなしましたが、僕の場合には本試験を受けるには足りないように感じました。そうした練習問題で本試験をカバーできるのはおそらく2~3割だと思います。その場の勘に自信があればいいですが、おそらくDMV発行のドライバーズ・ハンドブックをちゃんと読んだほうが無難ですね。実際、このハンドブックを読むといろいろと参考になることが書いてあります、例えば縁石のカラーリングの意味など。。。 DMVのホームページからダウンロード可能です。
学科試験は英語版を受けたほうがいいですね。辞書持込可と聞いていましたが、電子辞書を使っていたら怒られました。人によって対応が違うようです。担当官とやり取りした後、日本語版を受けましたが、どう考えても意味が通じない問題・選択肢が5つぐらいありました。6問不正解だと不合格になりますのでちょっとリスキーですね。日本語版は受けない方が無難だと思います。

さて、次は実技試験です。
ここで僕は現地の日本の方から聞いていたアドバイス2つを実行しました。
1つ目は試験官に「僕はNative Speakerじゃないから、指示はゆっくり、はっきり出してくれ」とお願いしておくこと。快く了承してもらえました。
2つ目は声を出しながら運転すること。例えば、右折時に「Check right!」といいながら目視確認する、「Red Signal, so I am going to stop!」といいながら交差点で止まる(特に右折時に重要)とか、判断の根拠をいちいち口に出しながら運転するんです。こうすることで試験官に誤解されることもなくスムーズに行きました。
経路は住宅街、オフィス街、ダウンタウンを約15分ぐらい運転します。緊急車両に出くわしたり(この場合、交差点外の路肩に寄せて停止)、老人が信号無視して道を渡りだしたり(歩行者優先につき道を譲る)といったハプニングがありましたが、大過なくこなし、合格しました。減点されたのは下記の2点でした。
・優先権のある交差点を通行している時、交差点で左右を確認しなかった(すべての交差点で左右確認は必須)
・標識が出ていない道路でスピードが出すぎた(標識が見えにくかっただけで、その道路の制限速度は30mphだった)

試験に合格するとInterim Drivers Licenseがもらえます。紙切れ一枚ですが、これでも立派な免許証。僕もこれでようやく人並みの米国住民になりました。

これから運転免許を受ける方、健闘を祈ります。

記入:2005-08-14 20:14:43


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