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Facebookの時価総額150億ドルは妥当か [ネット]

以前のエントリーでも書いたとおり、MicrosoftはFacebookへ出資の交渉を続けているようだが、Facebookの評価額がUS$150億ドル(約1.7兆円)に値上げになったようだ。つい1ヶ月前の報道ではUS$100億ドルだったから、1ヶ月で50%値上がりしたのかもしれない。これが事実なら、Facebookの経営陣は随分と強気だということだ。



この出資がまとまれば、Facebookは時価総額の点で米国第5位のネット企業となる。それについてこんな記事があるのでご紹介しよう。

Internetvaluations_2 Perspective: Facebook Is Now 5th Most Valuable U.S. Internet Company

Yesterday came news that Microsoft invested $240 million into Facebook, valuing the company at $15 billion.

... Of course, Facebook is not being valued by the public markets like the others. And it may be some time before there is any updated valuation for the company.

Facebookは未公開企業だけにどれ程の売り上げを上げているのか、その実力は不明だ。全米5位になるほどの実力が本当にあるのか。



Socialsitesbygrowth_2 それについてはこのサイトの情報をあわせて分析すると面白い。

Social Site Rankings (September, 2007)

これを見ると、2007年9月期においてMyspaceの月間ビジター数が68百万人(前年同期比+23%)、対するFacebookは同時期30百万人(前年同期比+129%)となかなかのビジター数と高い成長性を示している。Facebookに高めの価格がつけられるのも何となく想像がつく。



今回のMicrosoftによるバリュエーションはこうしたFacebookの成長ぶりを踏まえたものであろう。なぜここまで急成長を続けられるのか、今後も成長を続けられるか、そのあたりの思惑が価格に反映されているのではないか。公開されている情報が少ないので、今回の価格設定の妥当性を外部の者が評価するのは難しいが、今後も興味深く探ってみたい。


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