「101」の渋滞とシリコンバレーの景気 [アメリカン・ライフ]
僕が住んでいるFoster Cityから事務所があるPalo Altoまで約17マイル(約28km)、ここを毎日自動車で通っている。28kmというとずいぶん長距離通勤のように感じるが、20分もあれば着いてしまう。これを可能にしているのがBayshore Freewayこと「101」(ワンオーワン)である。San FranciscoやSan Joseといった大都市を結び、シリコンバレーの大動脈になっているこのフリーウェイは、この地域の景気を表しているようで面白い。
僕が仕事でシリコンバレーに来たのはインターネット景気が始まりだした1996年、バブルがはじけて間もない2001年、そして今年である。
1996年の101は地味でこれといった特徴のないごくごくありふれた普通のハイウェイで、走っている車も地味だった気がするが、2001年にはポルシェ等のオープンカーがやたらと多く、みなピカピカであった。渋滞もひどかった気がする。
その後、バブル崩壊が深刻化して景気が下向きになり、渋滞もかなり緩和されたと聞く。
最近ではポルシェこそ一頃ほどには多くないが、再び車が増えてきているのではないか(特にToyota, Honda等の小型車)。毎日夕方になると101は広範囲で3時間ぐらい渋滞が続く。土曜日夜10時ぐらいに走っても、渋滞こそしてないがラッシュアワー並みに車が多い。
シリコンバレーの景気は着実に上向いているのではないか。
2005-08-22 15:57:56
2005-08-22 15:57
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